越中八尾おわら風の盆は毎年9月1日~9月3日に
富山県富山市八尾町地区で越中おわら節の哀切感
に満ちた旋律にのって風情ある街並みで300年余
踊りつがれてきた富山県を代表する祭です。
越中八尾おわら風の盆の魅力は、
何と言っても越中おわら節の哀切感に
満ちた旋律にのって、坂が多い町の
道筋で無言の踊り手たちが披露する
洗練された踊りでぼんぼりに包まれた
町を練り歩く様がとても印象的です。
艶やかで優雅な女踊り、勇壮な男踊り
哀調のある音色を奏でる胡弓の調べ
などが何とも言えない独特の雰囲気を
醸し出して、来訪者を魅了します。
おわら風の盆が行なわれる3日間、
県内外から合計25万人前後の見物客が
八尾を訪れ、人口2万あまりの町は
たいへんな賑わいをみせる。
おわらの起源は、
江戸時代の元禄期にさかのぼる
と伝えられている『越中婦負郡志』
それによると、町外に流出していた
「町建御墨付文書」を町衆が取り戻した
ことを喜び、三日三晩踊り明かしたこと
に由来するのだという。
「風の盆」の名称の由来については、
風鎮祭からともお盆行事から[1とも
いわれるが、はっきりとしたことは
わからない。
※ウィキペディアより一部引用
尚、
9月1日~3日は、本祭となるため
観光客が押し寄せ、ゆっくりと
できないことも少なくありません。
前夜祭もあるので、スケジュールが
許すなら、ゆったりとした時間を
過ごせるのでおすすめです。
越中八尾おわら風の盆の前夜祭は、
毎年本祭前の8月20日から30日迄
11日間に渡り行なわれます。
なお、8月31日は本祭前の休み
になります。
前夜祭の期間中は、
11ある町内が順番に輪踊りや
町流しを開催しています。
観光客の皆さんも、
踊りの輪に入って踊りを楽しむ
ことができます。
尚、前夜祭期間中の最終土曜日と
日曜日については、混雑緩和のため
2町のみで開催されます。
混雑を避けて、ゆったりとした
本来の八尾おわらを満喫したい方には
前夜祭をおすすめします。
町ごとに特徴ある着物や踊り手を
順番にご覧になれば、とても贅沢な
風の盆を満喫できること間違いなし!
たまには、ゆったりとした空間に
身を置いてみませんか?
◆施設(店舗)情報
※営業時間・駐車場・客席数・費用など
詳細は以下公式ホームページ等で
確認できます。
管理人による感想やポイント、注意点
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■感想は私個人の独断と偏見あり■
ファミリー向(子供) :★★★★☆☆
カップル向(夫婦等) :★★★★★☆
雰囲気(景色など) :★★★★★★
コスパ(利用料金) :★★★★☆☆
食事(味・メニュー) :★★★☆☆☆
施設(ユーザビリティ):★★★☆☆☆
※感想基準☆6つで満点
★(不満)
★★(イマイチ)
★★★(あと一歩頑張って)
★★★★(おおむね満足した)
★★★★★(とても満足した)
★★★★★★(すばらしい・感動した)
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【管理人より一言】
越中八尾おわら風の盆の人気は
年々増加する観光客数が物語って
います。
コロナ禍においては、
主催者側のほうで中止や縮小を
余儀なくされました。
2024年度については、
完全復活らしいので大勢の方が
観光にみえるでしょう。
観光客のみならず地元に住む私も
越中八尾おわら風の盆を見る度に
独特の雰囲気や風情に酔いしれて
しまうほどです。
私は特に、坂の町八尾と呼ばれる
街の風情がとても好きです。
私の若いころは、風の盆という
知名度も今ほどではなかったからか
あまり見たいとも思わなかった時期が
あります。
歳を重ねてみると当時わからなかった
おわら風の盆の良さがしみじみと
感じられるようになりました。
観光客の方も若者よりも落ち着いた
年配の方が多いようです。
観光地はどこも同じでしょうが、
人が多すぎると疲れます。
交通手段も限られているので、
シャトルバスや電車についても
満員状態になります。
現地の宿泊施設が予約できれば
いいのでしょうが、いかんせん数が
限られています。
富山駅周辺の快適なホテルなどを
拠点に動かれることをお勧めします。
また、最近はキャンピングカーで
近隣の無料駐車場を拠点に行動
される方も増えています。
おわら風の盆本来のゆったりとした
情緒を楽しみたいという場合は
町流しが終わった後の深夜に
踊り手さんたちが自発的に踊る
様子は心が和みます。
宿泊や交通の条件が整う場合は
一度考えてみてください。
年によって天候に左右されますが、
残暑が厳しいことも多いことから
水分補給と体調に注意されて
楽しんでください。
長くなりましたが
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。